Nucleic Acids Research誌に研究成果発表(2022年03月)

病原性細菌である腸管出血性大腸菌(EC869)の保有する接触依存性成長阻害タンパク質(Contact-dependent growth Inhibition A: CdiA)が標的細菌内の翻訳伸長因子EF-Tu、EF-Tsによって活性化され、特定の4種類のtRNAを切断する分子機構を明らかにしました […]

伊藤弓弦博士セミナー(5月20日 15:10~16:40, Zoon開催)

東京大学大学院理学研究科の伊藤弓弦博士をお迎えして第21回RNA生物学セミナーを開催いたします。「低温電子顕微鏡を用いたミトコンドリアのリボソームの立体構造および機能過程、形成過程の研究」というタイトルで講演していただきます。(要旨)

宇田川剛博士セミナー(5月20日: 13:15~14:45 Zoom開催)

東北大学大学院薬学研究科の宇田川剛博士をお招きして、第20回RNA生物学セミナーを開催いたします (Zoom開催)。「mRNA代謝・翻訳制御の異常に起因する脳・神経系疾患の病態分子機構」というタイトルで講演していただきます。(要旨)

廣瀬哲郎博士セミナー(5月20日:10:25~11:55 Zoom開催)

大阪大学大学院生命機能研究科の廣瀬哲郎博士をお招きして、第19回RNA生物学セミナーを開催いたします(Zoom開催)。「非コードRNAによる細胞内構造構築」というタイトルで講演していただきます。(要旨)

Cell Reportsに研究成果発表(2021年11月)

サルモネラ菌(Salmonella Typhimurium)のパーシスター形成に関与することが報告されている毒素TacTがグリシンを受容したtRNAGly特異的なアセチル化酵素であることを、基質アミノアシルtRNAの解析、生化学解析、TacTとアセチル化アミノアシルtRNAの複合体X線結晶構造解析よ […]

メディカル情報生命専攻大学院入試(B日程 2022年1月25-26日オンライン)

2022年度メディカル情報生命専攻大学院入試(B日程;2022年度4月入学)にてRNA生物学研究室を希望する受験生は、必ず事前にメールにて富田まで連絡をするようお願いいたします。研究室見学は随時対応いたします。また、入試情報は専攻のウェブサイトを必ず閲覧し、B日程入試情報をご確認ください。 入試情報 […]

稲田利文博士セミナー(2021年3月1日17:00~18:00、Zoomにて開催)

東京大学医科学研究所 RNA制御学分野の稲田利文博士をお招きして、第15回RNA生物学セミナーを開催いたします。「リボソームユビキチンコードの分子機構と生理機能」というタイトルで講演していただきます。稲田博士は、2021年1月に東北大学より東京大学医科学研究所へご異動なさりました。

Nature Communicationsに研究成果発表(2020年10月)

腸管出血性大腸菌 O-157 が保有するアミノアシルtRNAをアセチル化してタンパク質合成を阻害する毒素AtaTの基質アミノアシルtRNA解析、AtaTとアセチル化アミノアシルtRNAの複合体構造解析より、AtaTの基質選択分子基盤を明らかにしました。”Mechanism of amin […]

EMBO J に研究成果発表(共同研究)2020年9月

東京医科歯科大学大学院の栗本遼太先生、淺原弘嗣先生との共同研究成果がEMBO Jに掲載されました。”The tRNA pseudouridine synthase TruB1 regulates the maturation of let-7 miRNA” EMBO J, D […]

Nucleic Acids Research誌に研究成果発表(2020年5月)

大腸菌が保有する、特定のアミノアシルtRNAのアミノアシル部位のアミノ基をアセチル化して蛋白質合成を阻害する毒素、ItaT(Isoleucyl-tRNA acetyltransferase toxin)のアミノアシルtRNAに対する基質特異性の分子基盤を明らかにしました。“Substrate spe […]

Nucleic Acids Research誌に研究成果発表(2020年3月)

mRNAのスプライシング反応において中心的な役割を担うU6 snRNA分子中のスプライシング部位認識に関わる特定のアデノシン(A)をN6ーメチルアデノシン(m6A)へと修飾するメチル化酵素METTL16によるU6 snRNAメチル化反応の分子機構を明らかにしました。”Mechanistic insi […]